新兵&初級者用 教導記事01 攻守の捉え方@CoDシリーズ

この記事シリーズでは、より上達するために必要な基礎理論を書いていきます。
当ブログを読むために必要な"考え方"でもあるので、初級者に限らず読んでもらえると
他の考察が読みやすくなると思います。

今回はプレイヤーがその場その場で取れる選択について、定義をしていきます。


・・凸と芋が乱用される環境

CoDの世界においてよく使われる単語がある。
突撃だ。
言い換えれば攻め守りである。
現状、多くのプレイヤーが考える上で基礎となっている。
これを私は凸芋理論と称している。
確かに直感的で判りやすい。野良ボイチャもよく使っている。
―――これは考え方として適切なのだろうか?

例え話をしよう。

SMGにBizonなる武器がある。
高レート&十分な射程で攻めで強い武器だ。
SRにUSRなる武器がある。
砂で最速の移動速度と取り回しが可能で、これまた攻めで強い武器だ。

上記二つは共に攻めで強い武器だが、この"強さ"は果たして同質なのだろうか?
Bizon用の突撃カスタムの、武器をUSRに換えただけのクラスで近距離戦に挑んだらどうなるか?
悲惨な結果が待っているのは想像に難しくない。
なんでこんな事が起きるのか。
これはBizonとUSRで強さの"質"が全く異なるからだ。

残念ながら、前述の凸芋理論はこの違いを一切説明してくれない。
それの結果、USRは強いという話だけが行き渡り、
得意武器USR、キルレ0.9未満、勝率0.7前後と言った、
歩く餌が量産される結果を招いている。

CoDプレイヤーの多くが餌となっているのは、単に操作の問題だけではなく、
より正しい知識や考え方が行き渡ってないからだと著者は考えている。

そこで私は攻守における考え方を、
"攻め 守り"の2点ではなく、
"攻め 崩し 守り"この3点で説明したい。
これを三すくみ理論と仮称する。



・・攻守の考え方

攻めには、
相手も攻める事を前提とした攻め (区別のためによくチンパンと表記する)
相手は守る事を前提とした崩し
この二つに分けられる。

格闘ゲームで言えば打撃投げと言える。
ガード(守り)と合わせて3すくみの関係が成り立つ。
プレイヤーがその場その場で取りうる選択というのは、必ずこの3つのどれかに繋がる。
この事を戦う上でまず理解してもらいたい。



・攻め(突撃、チンパン)
敵が攻めてくる前提で、それを全力で殴り返す選択肢。
これらを重視する場合、共通して連射力・機動力が求められる。
単に攻めと表現する場合、崩しは含まず潰しのみを指す。

殴り合い前提の場合は突撃やチンパンと表現する場合が多い。
近距離火力が高い武器、ダッシュ復帰の素早い武器、エイムの早い武器を用いて、
敵の通常武器に対して遭遇戦でアドバンテージを取る。
CBJ-MS、Vepr、ARX-160、ChainSAW、各種SG等が典型例。

ちなみに正面同士ではない場合も含める。
例として展開中の相手を、こちらも展開して排除する場合等。
長射程SMGであるRipper、MTAR-X、Vector CRB等が代表的。

崩しに強い(遂行速度で上回っている。)
守りに弱い(地理的優位を取られると射程と精度的な問題が浮き彫りになる)


・崩し
敵が有利位置から動かない事を前提として、
地理的なアドバンテージを超える何かを行う選択肢。
相手を即死させれる精度・射程・特異性が求められる。

-高精度武器による狙い撃ちが古典的である。
SC-2010、Remington R5、USR等。

-爆発物による定点攻撃は爆破する・消毒すると言う場合が多い。
爆発物各種、特にデンクロ・サモバリ・連射型が代表的。

-別角度からの不意打ちも含まれる。
FADやMaverickサプ、MRサプ等。

守りに強い(動かないので狙い撃ちにできる)
潰しに弱い(遭遇戦でのキル速度や安定性で負ける) 


・守り(防衛、篭り、芋)
自分から動かず、相手から攻めてくるのを待つ選択肢。
これらを重視する場合、場所に見合った射程・火力が求められる。
狭義の"芋"とは戦術的に意味のほぼ無い守りを指す。

有利位置に居座る事で、戦う状況を固定する。
居座る場所に最適な武器を選ぶ事で、適正の無い相手を狩る。
射程や精度を試すのか、キル速度を試すのか、位置把握を試すのかは武器による。

射程や精度を試す武器はM27-IARやAK-12等。
キル速度を試す武器はポンプアクション型のSGの角待ちが典型。
位置把握を試す武器はVKSやSVUサプが代表的。

潰しに強い(チンパンの強みを無力化しやすい)
崩しに弱い(狙い撃ちされる。用意する時間も与えやすい。)

・・凸芋理論の問題点

潰しと崩しを一緒くたに"攻め"としてしまったのが大きな問題である。
敵の状態を一切考えず、自分のやりたい事だけ考えていれば、
上手くいかないのも当然である。



・・芋は何故強いのか?

よく使われる芋ったら誰でも勝てる、芋ったらいくらでもキルレを上げれる
これは本当なのだろうか?

実はこれ、初心者&初級者の戦いでは本当である。

しっかり理由もある。
何故なら、ある程度のチンパンと芋は簡単にできるが、
ある程度の崩しをするのは敷居が他よりも高いからである。
崩しは地形やシステムを逆手にとる戦い方なので、慣れや知識がどうしても必要になってくる。
対してチンパンと芋は直感的で、ある程度であれば誰でも簡単にできてしまう。

戦い方が3すくみになっている以上、崩しが無くなってしまえば芋の天下。
チンパンは餌だし芋れば芋に不利になる事は無い。
だからこそ、芋ったらキルレが幾らでも上がるのは実在するのである。
これが中級者以上同士の戦いともなると話は変わる。
崩しも対等に存在するため、甘えた芋は即排除されてしまう。
中級者以上かそれ未満では前提が違うのだ。

芋ったら~を使うプレイヤーは、中級者レベルに辿りつけていないと言えてしまう。
当ブログのメインターゲットはより強くなりたいプレイヤーなので、
読者さん方は、そういった言葉を使わないようにしましょう。

誤解が無いように補足するが、
崩しができる=並以上の腕前がある だが、
崩しているプレイヤーはチンパンや芋より上手い と決まる訳ではない。
突き詰めたチンパン、芋、崩しはどれも等しい難易度があるからだ。


・・補足とか

勘違いしてはいけないのは、、
どの武器でもチンパン、崩し、芋はやろうと思えばできる。
当然、得手不得手があるため、出せる戦果は異なる。

どうしようも無い状況で
 芋砂が苦し紛れにQSに賭ける
 SMGが遠距離からLMGに攻撃を仕掛ける
こういった場面が挙げられる。
大抵は返り討ちにあうが、敵が偶然爆発物を投げようとしたり、
動こうとした瞬間が重なれば、優位が逆転して勝てる場合もある。

敵が芋だからチンパンだからと慢心すると、
最後の抵抗でやられる場合があるので慢心しないようにする事。


この記事は戦法をの分類を論じただけで、戦術については一切考えていない。
また戦闘距離についても度外視している。
これらに関しては、後の記事で説明したいと考えている。
Commented by 名無し at 2014-12-31 08:15 x
とても参考になりました!わかり易く説明して頂いてありがとうございます
Commented by ななし at 2015-04-19 04:32 x
素晴らしい。自分も何となくその構造は理解してたけど、ここまで理屈的に整理出来てなかったからすごくシックリきました。
自分はずっとARしか使わなかったけど、チーデスでガン待ちフルパにボコボコにされることが続いてから自分なりに考えてマークスマンに手を出しました。今ではマークスマンでガン待ちを倒すことが出来るので、崩しが出来ているということなんでしょうね。
Commented by vibnil at 2015-04-19 12:48
芋がデンクロが、というのは狩られる者の考えです。
敵が守ってるなら崩しを、崩してくるならチンパンを、チンパンしてるなら守りを・・・
といった具合で、相手に合わせて戦えると空気にならずにより良いレシオが得られます。

MRは崩しの代表的な物であって、さらなる高みを目指すなら、SRや爆発物等もできるようになると、多彩な崩しができるようになりますよ。
Commented by ななし at 2015-04-20 03:32 x
返信ありがとうございます。
自分なりに待ち対策クラスをもっと考えてみたいと思います。今まで爆発物やデンクロを使ったことがなかったので、これらもマークスマンに取り入れてみようと思います。
よろしければこちらで稚拙ながら考えた自分のクラスの採点をしていただけないでしょうか…
なかなか理論的に考えるプレイヤーがフレンドにも少ないため、ご教授いただけると幸いです。
Commented by vibnil at 2015-04-21 18:11
コメントにまともな名前をつけた上で、
クラス紹介や点数化の記事を参考に、自分がどうやりたいかも書いてくれれば、一回だけ採点しますよ。
Commented by peco--smile(ななし) at 2015-04-26 01:14 x
お久しぶりです、採点をお願いしたななしことpeco--smileです。
あれからフレンドと崩しの特訓を繰り返していました。
チームデスマッチ・プレズンブレイク用の崩しカスタムです。
武器:SVU/サプレッサー/AP弾。フラググレネード。スモークグレネード。
パーク:ストロングアーム/インコグ/フォーカス/タクティカルプラス/リーサルプラス
サポート:ベスト/マーズ/制空戦闘機

基本的にSVUで普通に決め打ちしていくのですが、敵がドミネB崖などの狙いにくいポジションにいる場合にスモークで身を隠しながら同じクラスのフレンドと二手に展開します。霧が晴れたところで一斉にその一箇所を攻撃するという戦い方です。
実戦では野良のときでしたが、スモークで展開作戦はかなり上手くいきました。およそ中規模以上のマップではこのやり方がかなり有効かと思いました。
悩んでいる点としては、フラグ、ストロングアーム、リーサルプラスの4枠がはたしてこれでいいのか…というところがあります。
よろしくお願いします。
Commented by vibnil at 2015-04-26 13:58
問題点
・リフレックス無しで投げ物4連を切り替えの遅いMRで使うのは至難。
・デフォルトスコープではスモーク連帯が半端にしかできない。攻めの運用が難しい
・爆破を狙うのか、煙幕を活用するかが半端
・個人戦が弱すぎてTDMだと相手を選びすぎる

スモークか爆破かを選んだほうがよいと思います。
対ベストを考えてAP弾にしたと思いますが、サーマル切るのは辛いですね。
相手が本当に篭るだけなら、むしろサプのが要らないと思います。
思いついた限りで別案を出してみました。


-爆破寄り
SVU AP弾/サプレッサー
カステット
フラグ
サーモバリック
ストロングアーム リフレックス タクティカルプラス デッサフォーカス
(本気で崩すだけならデッサ→リーサルプラス)
弾薬箱 → 電子ジャマー → オラクル

爆発物を使った即死と、遠距離からの消音状態での狙撃を両立するなら。
サモバリやフラグの空中炸裂を活用すれば、かなり自由にキルが取れるとは思う。


-煙幕活用
MK14 EBR AP弾/トラッカーサイト
スモーク
ストーカー インコグ デッサフォーカス

防弾ベスト → MAAWS → ナイトオウル

スモークの恩恵をアクティブにも活用するならこっち。
ストーカーでスライドしながら煙幕に潜り込める。
SVUサーマルだとストーカー運用がレート的にやや辛い。


一度触ってみてくだせえ^q^
Commented by peco--smile at 2015-05-01 05:15 x
お久しぶりです。
指摘された点を意識して、あれから色々と野良で試してみました。
爆弾クラス
svu/サプレッサー/ap
カステット
C4
サーモバリック
ストロングアーム/リフレックス/アンプリファイア/フォーカス/タクティカルプラス
サポート8/10/14

煙幕クラス
svu/サーマル/サプレッサー
ゴールドpdw/拡張マガジン
スモークグレネード
レディアップ/インコグ/デッドサイレンス/フォーカス/タクティカルプラス
サポート8/11/14

最近はフルパでガン待ちする人たちも減ってきたので、あくまで敵の一部が芋パーティで残りの野良が凸ってくるという想定でクラスを作りました。
そうすると芋と凸の両方に対応しないといけないので、爆弾クラスではアンプリファイアとナイトオウルで凸の裏取りに対応できるようにしました。同じ理由でアンプリファイアやナイトオウルとの相性も見込めるC4をリーサル枠にしました。

煙幕クラスでは煙幕を張っている間に移動することがあるのでアンプリファイアよりもデッドサイレンスを優先させました。移動速度アップと凸の裏取りに対応するためにハンドガンとレディアップを採用しました。
また、煙幕中にスクワッドを召喚することで敵の集中をそちらに反らすことができるのでスクワッドを採用しました(実戦で成功するかどうかは未検証です…)。オラクルがあればインコグで見えない敵も見えるので採用しました。

覚えていらっしゃらないでしょうが、今日たまたまvibnilさんとプリズンで対戦できました。そのときに煙幕クラスを使っていました。正直爆弾クラスに見劣りするかなって思ってたんですけど、これはこれで意外と良かったです。

採点していただいてありがとうございました。
これからも自分なりに崩しが上手くなるように頑張っていきます。
Commented by vibnil at 2015-05-01 23:55
そこまで自分で考えているのならば、もう何も言うことはないですね!
対戦では相当友軍がスモークに手こずっていましたねw
盾の人がPTだったのか判りませんが、あれとスモークで相当ヘイト分散されられていましたね。
セットプレイの塊みたいなプリズンブレイクではかなり有効だったと思います。
あとは制圧してくれる人が居れば、有利を固定化できるのではと感じました!

がんばってください^q^
by vibnil | 2015-10-09 20:58 | その他 | Comments(9)