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サーモバリック考察 焼き芋を作ろう!@CoD ゴースト

サーモバリック考察@CoD Ghost

今更ですが、効果がwikiでも詳しく書かれていないサーモバリックの考察になります。
知らずに使っても産廃ですが、実はかなり強烈な効果を有しております。
投げナイフと違って、効果の強烈さと実現性を両立しているダークホースです。
使うにしても使われる立場であっても知っておいて損はないでしょう。

―実践動画はコチラ―


サーモバリック

・・基本情報
分類:タクティカル
威力:50 (爆発物耐性により30~200超まで変動)
爆発範囲:推定10m
投擲時間:1.6秒 (リフレックス時、推定0.8秒)
起爆時間:モーション開始から4.5秒後 (ストロングアームで約3秒後に短縮)
特殊効果:被弾した敵プレイヤーの爆発物耐性を5秒間、3段階下げる

基本的な挙動はタクティカル版のフラググレネードと言える。
ホールドから投擲し、任意の場所・タイミングで爆発させる。
タクティカルプラスはコスト1なので、フラグよりも2つ持ちをしやすい。
形が円柱状なので、フラグと比べて転がり難く、
傾斜に影響され難く、利用しにくい。

アーマーを弱体化させる云々と書いてあるが、
防弾ベストやストリークをどうこうする効果はなく(50ダメージ与えるだけ)
正確には被弾したプレイヤーの爆発物耐性を下げているだけである。
防弾ベスト持ちには強いどころか、単品として見ると苦手としている。

まず大多数が勘違いされていると思うが、
サーモバリックは爆発物の威力が増す空間を作るわけではなく、
受け手の耐性が一時的に下がる
効果である。
サモバリを外したあとに、燃焼ポイントに爆発物を投げてプレイヤーに当てても威力は増えない
逆に言えばサモバリを受けた相手が動き、
別の場所で爆発物を受けると威力は上昇して計算される。



目玉となる特徴は2点。
-広い範囲に50固定ダメージをばら撒く
-一時的に敵の爆発物耐性が大幅に下がる



・広域への50ダメージ

単体だとどうあがいても50ダメージとなる(直撃しても65ダメージ)。
よって単品で即死を狙う事ができない
追撃に用いるにしても時間がかかり過ぎるので、
サーモバリックを1つだけ搭載しても、フラグやセムテックスのような、
お守り代わりの採用は価値が低い。

見える相手への主要な攻撃手段としては弱すぎるが、
素早く2連投する事で、4秒後に100ダメージを受けてしまう直径20mの空間を作る事ができる。
デンクロやブラストシールドの補正も受けるが、原則2撃必殺となる。
オブジェクト防衛において、覚えていて損は無いテクニックだろう。
ドミネ向け使用法と思われる。

ただし防弾ベスト持ちには3発以上必要となり辛い。
範囲を犠牲にして良いなら、防弾ベストも吹き飛ぶサーモ→フラグが良いだろう。
基本



・爆発物耐性の低下

こちらがTDMではメインとなる。
デンジャークロースは相手の耐性を常時1段階落として計算するが、
こちらは被弾した敵の耐性が一気に3段階下がる。
限定的ながらデンジャクロース3つ分の効果を得られる。

効果は5秒間と短いが、グレポンならば、ヒット確認からの追撃は容易である。
本当に場所が判っている相手には、
投げ→グレポン発射→サーモ空中炸裂→グレポン着弾
このコンボを1秒と少しで実現できる。

グレポンのダメージは以下のように推移する。

70→15 (即死なし)   :相手がブラシ
105→25(即死範囲0.5m)  :お互い素orデンクロvsブラシ
150→40(即範囲3.4m) :こちらがデンクロ
195→55(6.7m以内でブラシ持ちを即死) :ブラシvsサーモグレポン
240→70(7.5m全域、ベスト持ちを1.8m以内で即死) :サーモグレポン
285→85(7.5m全域、ベスト持ちを3.2m以内で即死) :デンクロサーモグレポン

*詳しくはデンジャークロース&ブラストシールの記事を参照されたし。
サーモ絡みの数値は推定値。ベスト持ちへの即死範囲はより広いあり。
(ランク2以上だと最低威力の伸びが大きくなっている模様)
サーモグレポンをベスト&ブラシは辛うじて耐えられるが、
サーモカステットの場合はベスト&ブラシでも耐えられない。

以上を見れば判ってもらえると思うが、
最大の利点はブラストシールド持ちを範囲内全域で即死させられる点である。
デンクログレポンはブラシ相手の即死範囲が僅かに50cm。こちらは6.7m。実に13倍である。
素での即死範囲も倍以上で、篭りポイント全域をカバーしている。
篭りに強いデンクロ爆発物も、相手がブラストシールドで徹底してくると、
1発で落とすのは難しく、分が悪くなってくる。

サーモコンボ―――"焼き芋戦法"とでも言うべきか―――では話が変わる。
例え相手がブラシも搭載した組織だった守りを見せても、
然るべき場所から然るべきタイミングでコンボを行えば、
反応する余裕を与えず即死させれる。
崩し手段としては最上級の火力が得られるだろう。

サーモバリック自体も直前のサーモバリックの影響を受けるため、
ブラシ持ちであっても30+120ダメージで耐えきれない。


・デンクロとの比較

総じて
本格的な守りを崩す事に特化したサーモグレポン
安易な守りを崩せて、操作しやすいデンクログレポン
と言える。


--利点

-ブラシやベストを突破できる
-即死範囲が広い

正確にはブラシ有効だが、ベストまで併用しないと無意味な程度に火力が出る。
ベスト持ちを即死させるのもこちら限定の芸当である。
即死範囲もやたら広く、サーモのヒット確認から適当にグレポンを撃てば、
デンクログレポンの比じゃなく即死させれる。
1セットでの火力だけならサーモグレポン>>>デンクログレポンである。

-ポイント的に軽い
サーモ+Tプラス+ストロングアーム+リフレックス+グレポンAR+カステット=8
デンクロ+スラハン+グレポンAR+カステット=9

1ポイント分優位で、無理なくデッサフォーカスと両立が可能である。
ARとしての機能を損ない難い。


--欠点

-即時性が低い

言ってしまえば爆発物の対応力が低い。
即発射から即死できるデンクロと異なり、サーモの準備時間を要する(約4秒)
篭っている相手には無縁だが、敵に攻めてくるタイプが混ざっていると、
準備中を狩られるリスクが出てくる。
(敵の篭る気を無くして、乱戦に持ち込みやすいとも言えるが)

デンクログレポンは崩し手段だけでなく、
定点を介して攻める敵を迎撃する、守りの手段としても一時的に機能するが、
サーモグレポンは崩しに偏重している。


-弾数が少ない

2セットしか使えない。
1セットでの即死性能は高いので、持続力の大差はない。
即時性と合わせて、ARクラスとしての性能はこちらが上なので、
そこは一長一短である。


-操作が難しい

サーモバリックとグレポンの挙動が異なるため、
特に縦軸の調整が必須の場合に、経験が必要になってくる。
遮蔽物越しに攻撃する場合が典型的な例だろう。

しっかり練習すれば安定したキルが取れるので、
個々でプラベをすれば克服できる。
縦軸合わせが要らない地点は比較的に楽である。



・構築例

実戦を見越した簡単な例を紹介する。

メイン : AR選択(グレポン+1つ選択)
サブ  : カステット
リーサル   : グレポン
タクティカル : サーモバリック
パーク
:ストロングアーム リフレックス
:デッドサイレンス
:フォーカス
:タクティカルプラス

ARとしての機能を最低限維持したサーモグレポンクラス。
カステットはキャンセル射撃ができないが、防弾ベストへの即死範囲で上回る。
リフレックスでスラハンよりも素早く2連続射撃ができるため、予備火力として必要になる。

デンクログレポンと異なり無理なくデッサフォーカスが両立できるので、
移動や射撃にストレスを大して感じないだろう。

フォアグリップが使えないため、ARの選択は一考したい。
選択肢として有力なのは以下
SC-2010 : 唯一安定した射撃を行える。射撃面でも定点崩しが狙える。
Honey badger : サプ付きの生存力。AP弾との併用もやりやすい。
Maverick AR : 切り替え速度最速。コンボを突き詰めるならこれ。
ARX-160 : 腰だめ精度&レートから、攻めて来る相手に押し負けない
デンクロと同様に、SCを除いて中距離以遠が結構怪しい点には注意したい。

当然ながらトロフィーシステムの相手が辛い。
シットレップ持ちのAP弾LMGか、Mk32持ちが協力してくれると解決できるだろう。
自軍C4の威力が洒落にならなくなるため、さらに盾C4と協力すると、
腕前が拮抗しているなら、閉所での篭りは確実に破綻させられる。



・まとめ

本格的に篭っている相手を殺す事に特化しており、
野良同士の戦闘ではほとんど不用な性能をしていますが、
PT戦になった時に重要な持ち札となりえます。

対PT戦用のロードアウトに仕込んでおいて、
いざと言う時にだけ使えるようにしておくと、とても有用でしょう。

芋られるのが嫌いな方は、是非習得すべきですね^q^ 

Commented by at 2014-09-17 22:02 x
このコンボでもトロフィーで徹底した籠城PTはきついっすね。BO2のような貫通力があれば楽なんですけどね
Commented by vibnil at 2014-09-17 23:04
あくまでブラストシールドと防弾ベストへの性能を求めたコンボですからね。
単身でやれる事に限界があるのはしょうがないことです。
Mk32をデコイにさせるのが楽かと思います。

もっと根本的な対策は、6人全員で最速突入して固める暇なく崩し続ける事かと思います。
Commented by hunterkaigogo at 2018-07-02 00:23 x
4年も前の記事にコメントすみません
サーモバリックの各補整とダメージは
補整 -1 0 +1 +2 +3
ダメ 30 50 70 120 160
体力設定 アーマーの装備 デンクロとブラシ
グレ直当ての回数 ハンドガンでの調整
自分なりに検証してみました
だからどうした なことですが...


Commented by vibnil at 2018-07-02 17:33
サーモバリック自体の与ダメに対する
ブラシ/デンクロ/サーモ補正を確認したという認識でよろしいでしょうか(@q@?

コンボ決まった時点で普通は即死してるので、確かに大した問題じゃあないのでしょうが、、、
Commented by hunterkaigogo at 2018-07-02 18:34 x
返信ありがとうございます
未だにゴーストやってるプレイヤーです
サーモバリックでの焼き芋の時
アーマー剥がすために必要なダメージが
予定より少なかったので もしかして
サーモバリック自体も補整の影響を
受けるのではと考え検証して見たら...
といった所です 

Commented by vibnil at 2018-07-02 21:59
サモバリ二連でブラシが沈んでいたので、固定ダメージだと思い込んでました。盲点でしたね。
理屈上はサモバリ→デンクロサモバリで200超行きそうですが、全範囲で累積ダメージが250超えてどうやっても即死確定なので、そこまで測る意味があるかと言われるとwってなりますね~

折角なので追記しておきました。検証を行った執念に敬意を表させていただきます(^q^)
by vibnil | 2014-09-15 00:10 | CoD ゴースト 考察 | Comments(6)